協会だより

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新潟馬主協会からの最新のお知らせ

凱旋門賞観戦&ニューマーケット視察研修旅行

2015.11.5掲載

10月2日(金)~8日(木)の会期で、3泊5日と5泊7日のコースを設定して、凱旋門賞の観戦とイギリスニューマーケットで開催されたタタソールズのセリ現場及び現地生産界の視察を目的に研修旅行を実施しました。

【1日目】

羽田空港を出発し空路13時間をかけパリ・ドゴール空港に到着。事前到着していた、飯塚会長、吉田副会長ご家族と合流して、パリでの宿泊地「ホテルスクリーブ」に向かいました。「ホテルスクリーブ」はオペラ座やヴァンドーム広場近くに所在し、その建物は19世紀にジョッキークラブとして建てられたものであり、ロビーなどには馬をモチーフにした調度品などが飾られ壮麗な雰囲気を感じさせるホテルでした。

ホテル到着後に、夕食を取りながら結団式を開催。オイスターをはじめとしたシーフードプレートを堪能しました。

【2日目】

2日目の午前中は自由行動。各人が市内の散策やお土産等のお買い物を楽しまれました。午後からはパリ市内を半日観光。凱旋門を間近で見学した後、コンコルド広場を通ってセーヌ川沿いを進みルーブル美術館に到着。あまりにも敷地が広大で半日で全てを見学することは不可能なため、主要な作品を中心にガイドさんに解説してもらいながら見学しました。まず初めに「アフローディーテ」(通称ミロのビーナス)に対面。その美しさに引き込まれていました。その後「サモトラケのニケ」や「ナポレオン一世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠」、かの有名な「モナリザ」などルーブル美術館収蔵の傑作を鑑賞しました。

2日目の夕食は凱旋門にほど近いミシュラン星付のレストラン「シベルタ」にて会食。明日の凱旋門賞観戦会でお世話になるJRA国際部の鶴岡専門役、ロンドン駐在員事務所の藤村所長と凱旋門賞の関係で出張に来られた又野審判部技術参事役などJRA職員の皆様6名をお招きし、凱旋門賞やヨーロッパ競馬についてお話しいただき楽しいひと時を過ごしました。

【3日目】

3日目はいよいよ凱旋門賞観戦。バスにてブローニュの森を通りロンシャン競馬場へ。競馬場ではドレスや羽根つきの帽子で着飾ったご婦人も多く、日本の競馬場とは違う華やかな雰囲気が感じられました。競馬場に入るとフランスギャロ馬主部門責任者のギィ・ドゥフォンテーヌ氏が出迎えて下さり、通常入場が許されないパドック内に案内していただき記念撮影を行いました。

その後、スタンド4階にあるパノラミックレストランで食事をとりながら観戦会を実施。フランスでは日本にはない5連単、5連複といった馬券の発売があり、皆さんも馬券の買い方についてJRAの鶴岡さんよりレクチャーを受け購入していました。凱旋門賞は3連覇がかかるトレヴの話題で持ちきりでしたが、トレヴは惜しくも4着。会員の藤田さんが5連複を的中させ、配当はいくらになるんだと大盛り上がり。しかし人気馬が5着までに入っていたため史上最低の払戻額となり、喜びが少しだけ小さくなってしまいました。

3日目の夜はシャングリラホテル内の中華料理店「香宮」で会食。この日は男女に別れて着席しました。料理の中でも広東風炒飯が大好評。男性テーブルではエクストラで上海焼きそばを注文するなど久しぶりの洋食以外のメニューに舌鼓を打ちました。

【4日目】

4日目の朝、3泊5日組と5泊7日組はホテルのロビーにてお別れとなり5泊7日組はユーロスターに搭乗してドーバー海峡を渡り一路ロンドンへ。ロンドン到着後の昼食はインド料理をいただきました。インドはもともとイギリス領でありバターチキンカレーやオクラのカレーなど本場の味を堪能しました。

昼食をとった後に、大英博物館を見学。「ロゼッタストーン」や「パルテノン神殿の彫刻」「アヌビス神」や「ミイラの棺」など歴史的に貴重な収蔵品をポイントを絞って見学しました。

ロンドンの宿泊ホテルは「グロブーナーハウスA JWマリオットホテル」。 このホテルはハイドパーク近くに所在しヴィクトリア王朝様式の美しい建物が特徴です。

夕食会はホテルからほど近いイギリスの新進気鋭のシェフ、ゴードン・ラムジーのお店にて開催。スズキのポアレに日本の出汁をかけたメニューなど他にはない創作料理を楽しみました。

【5日目】

5日目はニューマーケットに向かいイギリスの生産現場の現況を視察しました。

ニューマーケットはロンドンから64マイルに所在する世界最大の競馬の町と呼ばれ、町には競馬場、調教場、スタリオン、生産牧場が所在し、人口のおよそ90%の人が競馬に関わっていると言われています。

ニューマーケットの街に入り、イギリスジョッキークラブの由緒ある建物を横目に、ウォーレンヒルの調教場を見学に向かいました。この坂路コースは坂路というより広大な平原のようで、そのあまりに大きな規模に見学した皆さんは驚かれていました。この調教場はジョッキークラブが所有しており、日本のBTCはここをモデルに開設されたとのことです。

ウォーレンヒルを後にして一行は、タタソールズのセリ会場へ向かいました。タタソールズのセリはヨーロッパ最良の1歳馬が集まるセリとして有名で、今年はフランケルの仔が初めて上場することで場内は大きな盛り上がりを見せていました。このセリの特徴として価格は全てギニーで表示(ポンドより約5%高い金額)され、この差額分がセリ会社の手数料になるとのことです。最高価格馬は母ラヴイズオールユーニード(父ドバウィ)の牝馬が210万ギニー(約4億800万円)で落札されました。

セリ見学を終え希望者でイギリスジョッキークラブに併設された競馬博物館を見学することになりました。事前に飯塚会長、吉田副会長の2名でイギリスジョッキークラブに表敬訪問するアポを取っていたのですがジョッキークラブルーム支配人のチャールズ・ハワード氏のご厚意により、全参加者が博物館ではなくジョッキークラブルームに案内され、東京競馬場で開催された「英国ジョッキークラブ秘蔵 競馬絵画展」で公開されたジョージ・スタッブズ作の絵画の数々やエクリプスの蹄などの貴重な収蔵品を見学させていただきました。

ニューマーケットでの最後の見学地としてジェドモントファームに向かいました。ジェドモントファームではキングマン、ウォーニング、ダンシリといった著名な種牡馬を見せて頂き最後に登場したのが14戦14勝の無敗の名馬フランケルでした。中々見学することを許されない世界的名馬のほれぼれする馬体を間近にして一同息をのんで見学していました。

【6日目】

最終日の午前中は自由行動。ロンドン市内に買い物に行かれる方が多く、ハロッズや、リーゼントストリートでお土産等を選ばれていました。

飯塚会長と、松岡ゆかさんはハイドパークで乗馬を体験。ハイドパークの中に厩舎があると思っていたのですが、厩舎はアパートやパブ等が並ぶ自動車が通る普通の通りに面した一角に所在し、そこからハイドパークまで馬に乗って道路を移動。約1時間乗馬を楽しみました。

この日の昼食はイギリス伝統のアフタヌーンティーを体験。おいしい紅茶をサンドウィッチ、スコーン、ケーキと一緒に頂き、優雅なひと時を過ごすことができました。

その後、一行はヒースロー空港に移動し無事羽田に到着となりました。

今回は当会の欧州方面への研修旅行でしたが、会員相互の親睦と海外競馬に触れるという目的を達成し、非常に有意義な研修会となりました。再度欧州方面への研修旅行を計画する予定ですので、ご案内の際は奮ってご参加いただけます様お願い申し上げます。

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第25回愛馬会ゴルフ大会開催

2015.9.30掲載

第25回愛馬会ゴルフ大会は9月14日(月)に美浦トレーニングセンター近郊のイーグルポイントゴルフクラブで開催されました。

関東地方を襲った豪雨の影響が心配されましたが、当日は晴天の下、無事大会を開催することができました。

優勝者は田中勝春ジョッキーで飯塚会長から優勝賞品が贈られました。また女性優勝は中山馬主協会からご参加の毛利仁美さんでした。

今大会でも東日本大震災の義援金の募金が行われ、集まった義援金46万円は被災地へ贈らせていただきます。

来年は新潟馬主協会創立50周年の記念大会となりスケールアップした大会開催となる予定ですので、会員並びに競馬サークルの皆様のご参加を心からお願い申し上げます。

順位 競技者名 アウト イン GROSS HDCP NET
優勝 田中 勝春 様 36 40 76 6.0 70.0
準優勝 里見 治 様 42 39 81 10.8 70.2
3位 大久保 洋吉 様 42 49 91 20.4 70.6
ベストグロス 田中 勝春 様 36 40 76 6.0 70.0
女性優勝 毛利 仁美 様 49 54 103 32.4 70.6

第25回愛馬会ゴルフ大会開催 第25回愛馬会ゴルフ大会開催

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