9月12日(木)から8日間の日程でオーストリア・ウィーン~クロアチア・ドゥブロブニク研修旅行が実施されました。
参加会員は羽田空港に集合し、ウィーン空港に向け出発しました。
ウィーンに到着した一行はまずウィーン市立公園に向かいました。公園内には朝の散歩を楽しむ市民が多く、ウィーンを象徴する像のひとつワルツ王ヨハン・シュトラウス像の前で記念撮影を行いました。
その後朝食をとるためにカフェ「ラントマン」に移動。日本で知られているホイップクリームが乗っているウィンナーコーヒーを想像していましたが、ウィーンでコーヒーといえばエスプレッソに泡立てたミルクを加えた「メランジュ」が一般的。濃厚なミルククリームとコクのあるエスプレッソの調和した本場の味を楽しみました。
朝食の後にウィーン郊外に所在する世界遺産「シェーンブルン宮殿」に向かいました。この宮殿はハプスブルク家が夏を過ごした離宮で、女帝マリアテレジアが完成させたバロックとロココ様式を持つ壮大な建物と美しく手入れされた広大な庭園を見学しました。
昼食を「パレ・コーブルクホテル内のクレメンティン」でとった後、馬車に乗って「聖シュテファン寺院」に移動。高くそびえる尖塔と聖堂内の荘厳な祭壇、祭壇画を一同は息を飲んで鑑賞していました。その後馬車にて宿泊の「グランドホテルウイーン」に到着しました。
ウエルカムパーティはホテル内の「ル シエル バイ トニー メルヴァルト」で開催。グルメガイド「ゴー・ミヨ」で2つのコック帽を獲得したトニー・メルヴァルトシェフの繊細な料理とオーストリアワインを堪能し、親睦の輪が大いに深まりました。
3日目は研修の目的である「スペイン馬術学校」に向かいました。ホーフブルク(王宮)内に所在するスペイン馬術学校の名称はハプスブルク家がスペインから馬術技術とアラビア種の名馬を導入し、理想的な軍馬「リピッァー種」を誕生させたことに由来します。見学した皆さんも音楽に合わせ難易度の高い演技を完璧に披露する白馬たちのパフォーマンスに魅了されていました。
公演終了後は特別にガイドさんに厩舎地区を案内してもらい、400年以上に渡り「リピッァー種」を保存してきた飼育技術と「リピッァー種」がオーストリアの無形文化遺産に登録された事について説明を受けました。
午後からはウィーンから車で1時間ほどの郊外にある「マグナラシノ競馬場」を見学しました。こちらの競馬場では年間8日間しか競馬開催が無いため当日は施設見学を実施。スタンド内には競馬開催時以外にパーティやイベントで利用されるコンベンションホールなども設けられていました。
また競馬場に併設された馬術場も見学させて頂きました。当日は「オーストリアチャンピオンシップ」が開催されていて、観戦した会員の皆さんも本場ヨーロッパの馬術技術のレベルの高さに驚いていました。
4日目はクロアチアへの移動日。オーストリア航空に搭乗してドゥブロブニク空港へ。ドゥブロブニクはアドリア海を挟んでイタリアと対峙する位置にあり、私達が滞在した夏の時期は雨が少ないさわやかな気候でした。
到着後、旧港の波止場からミニクルージングへ出航。船上からオレンジの屋根が続く美しい街並みや城壁を眺めながらロクルム島を回り込むと私たちが宿泊する「ホテルエクシオール」が姿を現しました。このホテルは1913年に創業した伝統あるホテルで、客室やテラスからは旧市街地を眺めることができる最高のロケーションです。ホテルにチェックイン後は旅の疲れを癒すために、ゆっくりとした時間を過ごしました。
5日目は自由行動。ホテルから徒歩で10分ほどの旧市街を散策したり、ホテルのビーチやプールで泳ぐなど各々ドゥブロブニクリゾートを満喫しました。
6日目はドゥブロブニク市内観光。まずは旧市街北にそびえるスルジ山頂にケーブルカーに乗り移動。標高412mから眼下に広がるドゥブロブニク市街地とアドリア海の眺望は最高でした。
その後ケーブルカーを降りてピレ門から城壁をくぐり旧市街に入場。オノフリオの大噴水前を通り聖フランシスコ会修道院を見学。修道院はロマネスク様式の美しい回廊や博物館、教会、2つの中庭から成り、回廊に面してある薬局は世界で3番目に古い薬局として知られ、有名なアロマやハーブティーなどを買い求める会員さんもいらっしゃいました。この修道院も1991~92年の内戦で甚大な被害を受け、大砲の被弾跡は10年の歳月をかけて修復された後もそのままに留め戦争の悲惨さを伝えているとのことでした。
その後、街の守護聖人を祭る聖ブラホ教会を見学。バロック様式の荘厳な雰囲気が漂う教会内には大理石の祭壇が設置されていました。
この日の夜はフェアウエルパーティを開催。ローマ法王や日本の皇族等各国のVIPにも愛されたドゥブロブニクの名店「ナウティカ」でシーフード中心のディナーを堪能しました。テラス席から見えるアドリア海に沈む夕日を眺めながら旅の思い出話を語り合い、楽しいひと時を過ごしました。
この日の朝、プリトヴィッツェ湖群国立公園観光を追加した延泊組は首都ザグレブに向けて出発しました。通常旅程組はお昼の出発までの時間を利用して旧市街を囲う城壁を1周する城壁ツアーに参加される方、朝市で名産の黒ワインやハチミツ、オリーブオイルなどのお土産をお買い物されるなど残り少なくなったドゥブロブニクでの時間を最後まで楽しまれていました。
午後からドゥブロブニク空港からドイツ・ミュンヘン空港を経由して翌日の9月19日(木)夕方に全員無事羽田空港に到着しました。
今回の研修旅行では世界でも最高峰の古典馬術と世界レベルの馬術大会である「オーストリアチャンピオンシップ」を観戦するなど非常に有意義な研修を行うことができました。
会員の皆様、次回ご案内の際は是非ともご参加いただけます様お願い申し上げます。
▲ヨハンシュトラウス像前にて | ▲シェーンブルン宮殿にて |
▲馬車でウィーン市内観光 | ▲ウエルカムパーティ 「トニーメルヴァルトシェフ」 |
▲スペイン馬術学校 | ▲マグナラシノ競馬場 |
▲オーストリアチャンピオンシップ | ▲ミニクルーズ出航 |
▲ホテルエクシオール | ▲スルジ山頂にて |
▲聖フランシスコ会修道院 | ▲フェアウエルパーティ |
※写真はクリックすると拡大でご確認いただけます。
令和元年の新潟競馬観戦会は開催第2週の8月3日(土)に開催されました。
参加会員・家族は48名、夏らしい晴天の下繰り広げられる熱いレースを、会場に用意されたビュッフェ料理とともに楽しんで頂きました。
恒例となりましたWIN3大会は12名の方が見事的中して賞品を授与されました。また、競馬記者予想ダービーでは1万円の資金を史上最高額の48万円に増やした稲富菜穂さんが優勝。稲富さんを参考に馬券を購入された会員も多く、会場は大いに盛り上がりました。
観戦会は毎年、新潟、中山、東京で実施しておりますので会員の皆様ぜひともご参加下さい。
▲飯塚会長挨拶 | ▲JRA中村開催委員長ご挨拶 |
▲来賓室内 | ▲テラス集合写真 |
▲予想ダービー優勝稲富菜穂さん | ▲予想ダービー結果 |
※写真はクリックすると拡大でご確認いただけます。
馬主・家族懇親会は本年より「ホテルオークラ東京」に会場を移し開催されました。
まず、懇親会開催に先立ちJRA生産育成対策室の頃末憲治上席調査役より「サラブレッドの血統について」をテーマに講演頂きました。
懇親会は飯塚会長の開会の辞に続き、東京馬主協会森保彦会長、JRA上野儀治競走部長、中沢智新潟競馬所場長に来賓ご挨拶を頂戴し、中山馬主協会西川賢会長の乾杯のご発声により開園となりました。
和やかな雰囲気の中懇親会は進み、会の中ほどでは第86回日本ダービーをご愛馬「ロジャーバローズ」号で優勝された猪熊広次理事からの優勝スピーチと原禮子理事から花束贈呈が執り行われ会場は大いに盛り上がりました。
翌日は東京競馬場ダービールームで観戦会を実施。過去最多の68名の方にご参加頂き、快適な環境の中会員相互の懇親を深めることができました。
まだ参加されたことのない会員の皆様、観戦会は、中山、東京、新潟競馬場で毎年開催していますので是非ともご参加いただけます様お願い申し上げます。
最期に今回の運営にご協力を賜りました東京馬主協会、JRA東京競馬場の皆様本当に有難うございました。
▲馬主研修会 | ▲飯塚会長開催挨拶 |
▲中山西川会長の乾杯のご発声 | ▲猪熊理事花束贈呈 |
▲観戦風景1 | ▲観戦風景2 |
※写真はクリックすると拡大でご確認いただけます。
3月16日(土)に第2回目となる中山競馬観戦会が開催されました。参加頂いた会員は前年より多い42名。飯塚会長からの開催挨拶の後、中山馬主協会西川賢会長をはじめとした中山馬主協会役員の皆様にお越しいただきご挨拶を頂戴しました。
中山競馬観戦会では初開催となるWIN3大会では9R~11Rの勝ち馬を参加者に予想頂きました。結果は1番人気-2番人気-2番人気の馬が1着となり開催最多の15名の方が的中され、会場内は大いに盛り上がりました。
開催にご協力頂きました、中山馬主協会並びに中山競馬場の皆様に厚く御礼申し上げます。
▲飯塚会長挨拶 | ▲西川会長ご挨拶 |
▲観戦風景 | ▲WIN3当選者 |
※写真はクリックすると拡大でご確認いただけます。