新潟馬主協会 飯田 真也
2018年3月9日
昨年11月2日~7日のブリーダーズカップ観戦会員研修旅行に参加させていただきました。私が研修旅行に参加したのは、札幌競馬場がグランドオープンした年の北海道研修旅行以来で二度目です。今回は当初参加する気はなかったのですが、仕事が少し暇になったので、事務局にキャンセル待ちでお願いしたところ、幸運にも妻とともに参加することができました。
私にとって海外の競馬場に行くのは初めての経験なので、行く前からそわそわどきどきしておりました。研修旅行の内容は協会ホームページ掲載の通り、ブリーダーズカップ観戦ばかりでなく、観光面でも大変充実した内容でした。
レース風景
観戦したブリーダーズカップ2日目は、G1レースばかり9鞍。開催地のデルマー競馬場はスペイン風建築のリゾート地らしい競馬場で、華やかに着飾ったご婦人が多く、いやが上にも大いに雰囲気は盛り上がっていました。競馬場4階の「ターフクラブレストラン」で食事をとりながら観戦するのですが、その席料がなんと875ドル(約10万円)にまず驚かされました。料理とともにいくらでもシャンパンが出てくるので、調子に乗って少し飲み過ぎました。
馬券は馬が分からないので、オッズを参考に、Win(単勝)、Place(2着までに入る1頭を当てる)、Show(複勝)、で遊んでいました。この日は本命馬が来る日でなかったのか、PlaceとShowは当たるもののなかなかWinが当たりません。そうこうしている内に、いよいよフィナーレの「ブリーダーズカップ・クラシック」を迎えました。1番人気のアロゲートと2番人気のガンランナーの対決が戦前から予想されていましたが、結果は終始先頭に立ったガンランナーの逃げ切り勝ちで、アロゲートは5着に終わりました。馬券的にはこのレースで初めて買ったExacta(馬単)が当たり、収支トントンになりました。
観光では、USSミッドウエイミュージアムが印象に残りました。空母は想像以上に雄大で、まるで海に浮かぶビルディングでした。艦載機の種類の多さや、充実した船室を見学しているうちに、世界の警察官としてのUSAの大きさを痛感させられました。
またこの旅行では、よくワインを飲みました。訪れたワイナリーばかりではなく、食事のたびに飲むカリフォルニアワインは本当においしかったです。
飯塚会長をはじめこの研修旅行を企画していただいた役員の皆さま本当にありがとうございました。お陰様で一緒に研修旅行に参加された皆さまとの懇親を深めることが出来ました。心から感謝申し上げます。
私にとって今回の研修旅行は本当にいい骨休めになりました。そして世界の競馬場にいろいろ行ってみたいという希望も沸いてきました。次回も日程が合えば、参加したいと思います。
ワイナリーにて
競馬観戦
新潟馬主協会 滝澤 洋一
2018年3月1日
私ども家族4人はアメリカ最大の競馬の祭典ブリーダーズカップへの期待感と今回が初めての研修旅行の参加であり会員の皆様はどのような方だろうと考えながら「オリエント急行殺人事件」の列車に乗車する気分でJALのサンディエゴ行きの便に乗り込みました。
現地に到着した昼下がり、ラ・ホヤのおしゃれなレストランのテーブルで飯田さんご夫婦と同席させて頂き、デザートの頃には会話も弾み4人ともすっかりリラックスしていました。
ラ・ホヤ海岸にて
カリフォルニアの抜けるような青空と心地よい海風の歓迎を受けながらホテルに到着し、夜はウエルカムパーティが開催されました。乾杯のワインを飲み干しオードブルがサービスされる頃にはあちこちで笑い声が挙がり、つい先日菊花賞を優勝したばかりの石川達絵さんのお話で最高潮となり興奮の中で1日が終わりました。
翌日は晴れ時々曇りの天候。サンディエゴ市内観光に参加して久しぶりに家族4人の旅行をのんびり楽しみました。途中道すがらご兄弟で参加された福澤さんに競馬ライフや地方競馬の情報や楽しみ方など貴重な話を伺いできました。何とか妻の買い物を済ませ夕食はタクシーで30分ほどのカールスバットのローカルレストランの焚火の前で地元料理を堪能。深夜まで小さな町でリラックスしながら過ごしました。
3日目はいよいよブリーダーズカップ当日。慌しいスケジュールの中、早朝7時から妻と娘はヨガ教室へ、その後出発までのわずかな時間でドレスコードをクリア。息子は前夜から歯痛に悩まされ寝不足のままバスに乗り込みました。
デルマー競馬場はアメリカンローカルな雰囲気で日本の競馬場とは全く趣を異にする空間でした。渡されたチケットの高額さに少々驚きながらもコース料理とスパークリングワインを頂きながら優雅な気分で競馬観戦を楽しみました。道中もお酒を飲み普通のおじさん見えた冨山さんはいざ競馬場では蝶ネクタイにスーツスタイルとダンディな装いに。その変身ぶりにはさすがだと関心させられました。
落ち着いたところで場内散策を開始。パドック・ショップを冷かしながら内馬場に足を踏み入れるとそこはもうカーニバル。パントマイムを踊る人。大仕掛けな演し物。大昔の馬券売り場に並ぶタバコを咥えた老人などすべてが異空間です。日が傾くころいよいよBCクラシックの発走。「アロゲート」の復活か上り調子「ガンランナー」かドラマはクライマックス。怒涛の歓声の中レースがスタート。私は「アロゲート」に投票そして撃沈。いつもの競馬場の帰り道となりました…
ラ・ホヤレストラン
BC観戦
ふとしたきっかけで始めた競馬がこうもたくさんの出会い、経験を与えてくれた事に感謝します。このように素晴らしい休日を過ごすことができたことを飯塚会長に感謝申し上げます。
また、今回の研修旅行を企画して隅々にまでご配慮いただきました松岡常務の心遣いに感謝申し上げます。
会員の皆様も機会があれば是非とも参加されてはいかがでしょうか。
デルマー競馬場にて
フェアウエルパーティ
新潟馬主協会 福澤 真吾
2018年2月2日
11月2日心躍らせ、成田へと車をはしらせました。
自身、アメリカ本土への旅行は数十年ぶりで“この費用で行けるならば、何とかするべ!!”と当会会員でもある弟と都合をつけることができ、二人で参加できたことは大変ラッキーなことであり、入会させて頂きこんな素敵なことがあるなんて思いもよらないことでした。
空港内の団結式でいきなりビックリ・・・参加者の紹介では、あの菊花賞を勝ったキセキのオーナーが!!ちょっと場違いな所に来てしまったかと?思いながらサンディエゴに向かうことになりました。
ラホヤ海岸にて
到着後、直ぐにバスに乗り込み観光スポットへ、“やっぱりアメリカデッカイ 向こうの山を越えればメキシコか?”と気分もハイテンションに!愛馬の優勝ほどではありませんが、久しぶりの爽快感に包まれ、非日常がスタート致しました。
ウエルカムパーティでは、役員の方や会員家族の皆様と競馬談義に盛り上がり、多くの皆様と知り合うことができ、また、懇親を深めることができて、新潟馬主会の暖かさと親しみを感じました。
2日目には市内観光、特にミッドウエイミュージアムには驚きました!!こんなにも空母はでかいのか…日程の変更をしてまでも入場してしまいましたが、刺激の多さに又感動です。
いよいよ、目的のブリーダーズカップ観戦デルマー競馬場へ。
雰囲気、景観は日本とは違いクラッシカルな趣で、馬券の種類も買い方も分からずにJRAの駐在社員の方に教えて頂き、何とか購入できました。日本のように競馬新聞らしき物はなく、レーシングプログラムで予想するようですが、10Rでやっとこ50倍の馬単(Exacta)を的中させお土産代を回収できほっとしました。
食事を楽しみながらの競馬観戦は喧噪を忘れて夢中になったとても楽しいリッチなひと時でした。
ミッドウェイミュージアムにて
翌日のワイナリ見学、昼食そして、フェアウエルパーティと楽しい時間はあっという間に過ぎてしまい、現実の待つ日本に無事帰国しました。
飯塚会長はじめ、この旅行を企画して頂きました松岡委員長、根本事務局長、そして会員の皆様、夢の世界でご一緒させて頂き本当にありがとうございました。私にとっては全てが別世界でした。
次回のご旅行も参加させて頂けるように、精進してまいります。協会のご発展をお祈りいたしまして、研修旅行の感想とさせて頂きます。
デルマー競馬場にて
キャロウエイワイナリーにて